オアシスの中国公演中止、国内報道は「主催側の運営問題」―中国メディア

Record China    2009年3月3日(火) 13時31分

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2日、英ロックバンド・オアシスが中国公演の中止声明を発表、中国のファンを大きく落胆させた事件は、国内でも多数報道されている。しかし公演中止の理由については一貫して「主催企業の運営問題」としている。写真は06年2月、香港公演のため現地入りしたオアシス。

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2009年3月2日、英ロックバンド・オアシスが中国公演の中止声明を発表、中国のファンを大きく落胆させた事件は、国内でも多数報道されている。しかし、公演中止の理由については一貫して「主催企業の運営問題」としている。

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オアシスの公演は4月3日に北京、5日に上海での開催が予定されており、先月9日にチケットが発売された。ところが1日、チケット販売会社のHPが突如「販売停止」との通知を出し、すでに払い戻しを開始している。

1日の中国紙・労働報の報道では、このほどの公演は中国文化部から一度は許可が下りていたことが確認されている。主催者側は公演中止の理由について、当初「理由などない」としていたが、後に「主催企業のひとつが運営に問題をきたしたため」と発表。また、「公演中止」ではなく「公演延期」となる可能性について記者が質問したところ、主催企業の担当者は謝罪の言葉を繰り返すばかりだったという。しかし、国外メディアの報道によると公演中止の理由は、オアシスのメンバーの1人が以前チベット支援コンサートに参加したことで、これを受けて中国政府が許可を撤回したとされている。おりしも、中国は今年チベット蜂起50周年を迎える。

また、今回の公演中止に落胆した中国人ファンがネットの掲示板に書き込んだ情報によると、オアシスは数年前より、国内メディアの監視機関である中国共産党中央宣伝部のブラックリストに入っているともされている。(翻訳・編集/愛玉)

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