自動車所有が社会的ステータスに、保有水準は1910年の米国並み―中国

Record China    2009年2月25日(水) 18時36分

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23日、中国の新中産階級にとって、自動車を所有することが最終的な社会的ステータスになっていると米紙が報じた。今年1月、自動車販売台数で中国はついに米国を追い抜いたが、1000人あたりの保有台数は1910年頃の米国に相当するという。

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2009年2月24日、環球時報によると、米紙「シアトル・タイムズ」は23日、中国の新中産階級にとって、自動車を所有することが最終的な社会的ステータスになっていると報じた。今年1月、中国は自動車販売台数が初めて米国を超えたが、1000人あたりの自家用自動車保有台数で見ると、現在の中国は1910年ごろのアメリカに相当するという。

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ウォーズ・オートモーティブ・グループの統計によると、現在の中国では個人が保有する自動車は1500万台、1000人あたり11台という自動車保有台数で、ちょうど1911年のアメリカと同水準だという。しかし、中国で個人が保有する自動車の割合は全体で見ると少ないものの、オートバイやトレーラー、トラクターなども含めれば、中国全体では1億7000万台もの自動車があるという。

統計によれば、アメリカでは1925年の自動車台数は1700万台で、1000人あたり151台だった。1950年には全体で4000万台、1000人あたり256台、1990年には1000人あたり522台とピークに達したが、現在は全体で1億3500万台、1000人あたり440万台となっている。現在、他の国々での1000人あたりの自動車保有台数は、カナダが582台、イギリスが513台、ドイツが499台、フランスが495台、日本が451台で、世界全体の平均は96台となっている。(翻訳・編集/岡田)

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