「家はピカピカ、外はゴミの山」、中国人のエコロジー意識とは?―日本メディア

Record China    2009年2月17日(火) 17時44分

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16日、中国紙は、日本のメディアが中国のエコ問題を取り上げたコラムで、全速力で発展しながらも環境問題に対する努力を怠らない中国の姿勢を評価したと報じた。写真は江蘇省南京市の街中にうず高く積まれたゴミの山。

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2009年2月16日、中国紙・環球時報は、日本のメディアが中国のエコ問題を取り上げたコラムで、全速力で発展しながらも環境問題に対する努力を怠らない中国の姿勢を評価したと報じた。コラムによると、現状では街にゴミの山も点在しているが、若者を中心にエコ意識は高まっているとした。

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コラムは日経エコロミー(電子版)に掲載された「ゴミがあっても気にならない?」。筆者は昨年11月からの3か月、湖北省十堰市にある武当山で中国武術の修行を行ったが、そこで中国人のゴミ処理方法や考え方について驚くべき発見をした。現地では、ピカピカに磨かれた道場を一歩出ると、うず高く積まれたゴミの山があちこちに。「中国人はこれで平気なのか?」と疑問を持った筆者はさまざまな年代の人に聞いてみた。

若い学生たちは「とても残念。早く対策を練ってほしい」とする者が多かったが、学歴がさほど高くないうえ、世界的な不況で職を失った人々は関心を示さなかった。一方、年配の人たちはゴミの山が積まれていても「気にならない」。筆者はこの結果について、「エコロジーに対する意識は経済が発展し、社会が安定してこそ生まれるもの」とし、「欧州諸国だって数十年前までは無関心だった」と理解を示した。

中国は急速な発展を遂げる一方で、レジ袋の有料化や街中の清掃員を増員させるなどエコ活動が各地で始まっている。筆者は、中国でこうしたエコロジー意識が若い人を中心に広がり、グリーンビジネスが盛り上がるのも時間の問題だ、と指摘した。(翻訳・編集/NN)

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