文学青年はネット上で成功めざす?―中国

Record China    2009年2月18日(水) 15時23分

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16日、中国でネット作家としてデビューし、成功を果たそうとしている若者が増えている。成功を収めたネット作家の「慕容雪村」も、かつては自動車メーカーのサラリーマンだった。写真は慕容雪村。

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2009年2月16日、CNNのウェブサイトでは「中国人は文学の夢をネットで実現させる」という記事を掲載した。環球時報が伝えた。

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ある専門家は、現代の文学を志す若者たちは、自身の作品を発表する場をネットに見いだし、インターネットは文学作品を公表する主要な道具の1つになりつつあると指摘する。「いずれすべての文学作品がネット上から生まれるようになる」とまで断言する人々もおり、出版社も最近ではネットを中心に新人発掘を行なっている。

代表的なネット作家として注目されている「慕容雪村」(ムーロン・シュエツン)は、四川省成都市のある自動車メーカーで営業の仕事をしていた。しかし、2001年からネット上に自作の小説を公開し始めるとそれが大きな反響を呼び、現在ではベストセラー作家として活躍している。処女作「成都、今夜請将我遺忘(成都よ、今夜は俺を忘れてくれ)」は多くの国で翻訳され出版されるに至った。慕容雪村をめざして、ネットに自作の小説を載せ、数多くのアクセスを集め、その作品が出版さらには映画化され、著名人入りを果たそうとする若い作家が中国のネット社会には数多く存在しているという。(翻訳・編集/岡田)

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