<ソマリア海賊>日本人船長が3か月の監禁生活語る「恐怖は感じなかった」

Record China    2009年2月14日(土) 8時57分

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11日、ソマリア海賊に拉致され、先ごろ解放された日本人船長・久貝豊和さんが日本メディアの電話取材に答えた。写真は08年12月、ソマリア海賊取り締まりの中国艦艇。ヘリコプターからの降下訓練を実施した。

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2009年2月11日、ソマリア海賊に拉致され、先ごろ解放された日本人船長・久貝豊和さんが日本メディアの電話取材に答えた。13日、東方早報が伝えた。

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久貝さんが乗っていた天裕8号は中国船籍のマグロ漁船。海賊に拉致されたのはケニア沖で操業中のことだった。網を回収中に海賊に囲まれてしまい、逃走を試みたもののすぐに追いつかれてしまったという。

その後3か月間は天裕8号のなかでの生活となった。この間、船は一つの場所にとどまることなくソマリア沖で停泊と移動を繰り返した。久貝さんは船長室で、ほかの船員は甲板で寝起きした。10人程度の銃で武装した海賊らが見張りについており、威嚇のため朝晩には船外に発砲していたという。しかし銃を突きつけられることもなく、「恐怖は感じなかった」と久貝さんは話している。なお久貝さんはじめ船員はいずれも健康状態は良好とのこと。現在、天裕8号はソマリア沖から中国を目指して航行中と伝えられている。(翻訳・編集/KT)

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