<中仏>未曾有の困難に直面、原因は「異色の仏大統領」―香港紙

Record China    2009年2月13日(金) 0時33分

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12日、香港紙は、フランスに誕生した異色の大統領が原因で、中仏関係は未曾有の困難に直面していると論じた。写真は07年11月、中国を訪問したサルコジ大統領。

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2009年2月12日、香港紙・文匯報は、フランスに誕生した異色の大統領のせいで、中仏関係は未曾有の困難に直面していると論じた。中国新聞網が伝えた。

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フランスのサルコジ大統領は昨年12月、チベット仏教最高指導者、ダライ・ラマ14世と会談。これに反発した中国政府が予定していた欧州連合(EU)との首脳会談を取り止め、両国関係は膠着状態が続いている。記事は、フランスのサルコジ大統領を「最低限の国際常識も持たない国家リーダー」と呼び、「とても中仏関係を改善できる人材とは思えない」と指摘。その外交手腕に対しても、中国の温家宝(ウェン・ジアバオ)首相が1月末から欧州を訪問した際、「ついでにフランスにも寄ってもらおうとした」ことを挙げ、「かなり幼稚」と酷評した。

記事はまた、中国は目先の利益に惑わされて自らの原則を曲げるようなことは決してしない、と指摘。その上で、両国関係改善のカギはフランスがチベット問題で中国の立場を理解することだと強調した。(翻訳・編集/NN)

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