2009年2月9日、9日付香港・経済通によると、中国本土株式市場の新興企業向け市場「創業板（ベンチャー・ボード）」が5月に設立される見通しとなった。3月上旬に開かれる両会（全国人民代表大会と全国政治協商会議）前にも正式に発表されるとみられる。ベンチャー・ボードを創設することで、中小企業の資金繰りを改善させる狙いがある。

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中国証券監督管理委員会（CSRC、証監会）は08年3月、ベンチャー・ボードの上場に関する規則を発表。上場審査基準としては、◆直近2年の純利益が連続で黒字を計上し、計1000万元に達していること◆もしくは直近1年で純利益が500万元以上、売上高が5000万元以上で、直近2年の売上高の伸びが30％以上に達していること◆上場前の純資産が2000万元以上、上場後の純資産が3000万元以上となること◆株式会社としての経営期間が3年以上−−などを盛り込んだ。（翻訳・編集/KS）