<金融危機>ピンチをチャンスに!世界最大の雑貨卸売センターが規模拡大へ―浙江省義烏市

Record China    2009年2月3日(火) 7時1分

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1日、金融危機の影響がすでに現れている逆境のなか、浙江省義烏市にある世界最大の生活雑貨国際卸売センターが、規模拡大を検討していることがわかった。

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2009年2月1日、フランス通信社によると、金融危機の影響がすでに現れている逆境のなか、浙江省義烏市にある世界最大の生活雑貨国際卸売センターが、規模拡大を検討していることがわかった。環球時報が伝えた。

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記事によると、人口200万に満たない義烏市には、約6万2000の売り場と、約400万平方メートルの売り場面積を誇る生活雑貨卸売センターがある。需要の高い商品だけを生産するビジネス・モデルによって非常に成功していたが、同市の李旭航(リー・シューハン)副市長によると、金融危機による影響で、08年後半以降売り上げが落ちてきているという。

李副市長によると、金融危機後、義烏市の労働コストが12〜13%上昇したほか、通貨人民元の上昇と原材料価格の高騰が続いていることなどを受け、08年の同市のGDP成長率は12%にとどまった。全国の9%と比べれば高い数字だが、近年約15%の成長率を維持してきた同市にとっては満足できない数字だ。

しかし現在、同市政府は、売り場面積を2010年までに500万平方メートルにまで拡大することを検討しているという。李副市長は、「金融危機前には贅沢品を買っていた消費者も、今後は中国製品を選ぶだろう」と語る。同卸売センターの管理責任者も、すでに融資が始まっていることに触れ、「2009年前半を乗り切れば、原油価格の下落に伴ってチャンスが大きくなる」と自信をのぞかせている。(翻訳・編集/津野尾)

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