<オバマ大統領>胡中国主席と初の電話会談、米中関係強化で一致―英メディア

Record China    2009年1月31日(土) 20時5分

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1月30日、オバマ米大統領は中国の胡錦濤国家主席と電話会談を行った。両首脳は米中関係をさらに強化することを確認し、4月にロンドンで開催される金融サミットでの初会談に合意した。写真はオバマ大統領のニュースに注目する北京市民。

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2009年1月31日、英BBCサイト中国語版によると、オバマ米大統領は30日、中国の胡錦濤国家主席と電話会談を行った。

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胡主席はまずオバマ大統領に大統領就任のお祝いと、旧正月「春節」の年賀のあいさつを述べたうえで、「新しい歴史が始まる時代に中国は米国と共同歩調をとり、対話と協力をより深めていくことで、中米関係の安定的発展を継続させる」と述べた。また「中米両国は相手国の利益を尊重し守っていかねばならない」と強調した。

これに対しオバマ大統領は「米中関係は両国にとって最も重要であり、両国の関係強化は互いにプラスになるだけでなく、世界にとっても有意義なことだ」と発言。「重要な国際問題や地域問題に関して中国のさらなる協力が必要だ」と述べた。

世界的な金融危機について、胡主席は米国の金融安定策と景気刺激策を評価。米国と協力して経済政策を推し進め、保護貿易主義に反対していく姿勢を示した。両首脳はさらに北朝鮮やイランの核問題、地球温暖化についても意見を交換。今年4月にロンドンで開催される金融サミット中に米中首脳会談を行うことで合意した。(翻訳・編集/本郷)

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