<金融危機>オバマ対策は自己保身!中ロ首脳、引き金引いた米を批判―ダボス

Record China    2009年1月31日(土) 15時47分

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30日、韓国紙・朝鮮日報は「ダボス会議で中ロ首脳が米国に“授業”」と報じた。同会議で講演した、中国の温家宝首相とロシアのプーチン首相は米国経済の有り様を厳しく批判している。写真は昨年9月、天津市で開催された夏季ダボス会議。

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2009年1月30日、韓国紙・朝鮮日報は記事「ダボス会議で中ロ首脳が米国を“授業”」を掲載した。同会議で講演した、中国の温家宝(ウェン・ジアバオ)首相とロシアプーチン首相は米国経済の有り様を厳しく批判している。環球時報が伝えた。

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現在、スイス東部の保養地・ダボスでは、世界経済フォーラム年次総会「ダボス会議」が開催されている。28日、中国の温家宝首相が講演、「(金融危機は)一部の国が間違った経済政策と低貯蓄・高消費を特徴とする持続不可能な発展モデルを続けたことが原因」と語り、名指しは避けたものの米国を批判した。

より過激な発言が飛び出したのは同日のプーチン首相の講演だった。「一年前のダボス会議では米国は経済の安定性と未来に自信を見せていた。それがどうだ?今ではウォール街の誇りである米投資銀行はもはや存在していない」と語り、「究極の嵐には明らかな予兆があった。しかし米国政府及び投資銀行は自分の『パイ』を守ることだけに汲々としていた」として公然と米国を批判した。また、オバマ新政権が推進する金融危機対策に対しても、「計画されている1兆ドル(約90兆円)の赤字予算は、世界中の金を使って米国債を買わせるようなもの。自己の保身を計る策であり、保護主義だ」と手厳しかった。(翻訳・編集/KT)

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