2009年1月28日、新華網によると、中国の未成年者の多くが「幸福な人生に必要なのは健康と円満な家庭」と考えており、「お金も重要ではあるが、人生をかけて追い求めるものではない」と見ていることがわかった。中国青少年社会サービスセンターが発表した「未成年者インターネット利用状況調査技術レポート」から判明した。

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調査はネット利用者と非ネット利用者の双方を対象に行われた。「人生で最も幸せなこととは？」という設問に対して、「健康と楽しさ」（ネット利用者66．4％、非ネット利用者62．4％）、「円満で和やかな家庭」（同62．8%、63．1％）、「気心の知れた友人」（同59．6％、54．0％）という回答がトップに。「社会的知名度」や「権力」「地位」は未成年者にとって幸福に重要ではないと映っていることが明確となった。

また「現代の若者が最も必要としている品性とは？」という調査では、未成年者・未成年者の保護者・教員のいずれも、「吃苦耐労」（苦労をいとわず、辛抱して働く）を挙げる人が最も多かったという。（翻訳・編集/岡田）