フランスとの関係悪化続く、訪欧の温首相は素通り―中国

Record China    2009年1月23日(金) 19時9分

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20日、温家宝首相の欧州訪問日程が発表された。フランスが除外されており、仏大統領とダライ・ラマの会談に端を発した両国の緊張状態がなお続いていることが浮き彫りとなった。写真は07年、中国を訪問し清華大学で講演したサルコジ仏大統領。

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2009年1月20日、中国外交部は温家宝(ウェン・ジアバオ)首相の欧州訪問日程を発表した。訪問国からフランスが除外されており、サルコジ仏大統領とダライ・ラマ14世の会談に端を発する両国の緊張状態がなお続いていることが浮き彫りとなった。22日、英BBC放送中国語サイトが報じた。

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温首相は27日より欧州を訪問、ダボス会議年次総会に出席した後、ジュネーブの欧州連合(EU)本部、ドイツ、スペイン、英国を訪問する。「自信の旅」と題された今回の外遊では経済危機対策が主要な課題として話し合われ、中国の経済成長持続がアピールされると見られている。

しかし、今回の歴訪ではEU主要国の一つであるフランスが外された。外交部の呉紅(ウー・ホン)部長補佐、姜瑜(ジアン・ユー)報道官は「問題を起こした側がまず解決すべき」と発言、サルコジ・ダライ・ラマ会談に端を発した緊張関係がなお継続していることを示唆した。(翻訳・編集/KT)

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