軍事物資密輸容疑で華人男性を逮捕=中国メディアはでっちあげと反発―米国

Record China    2009年1月17日(土) 12時35分

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12日、米司法部は華人男性を中国への軍事転用可能な集積回路密輸の容疑で逮捕。中国紙・環球時報は米国では近年、でっちあげのスパイ容疑で華人が陥れられるケースが増えていると批判した。写真は中国空軍のレーダー施設。

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2009年1月12日、仏AFP通信によると、米司法部は華人男性を中国への軍事転用可能な集積回路密輸の容疑で逮捕した。16日付の中国紙・環球時報は、アメリカでは近年、でっちあげのスパイ容疑で華人が陥れられるケースが増えていると批判した。

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米司法部の発表によると、逮捕されたのは北京市出身のウィリアム・ジュー氏(61歳)。少なくともこれまでに200件の集積回路を中国に密輸した容疑がかけられている。その集積回路は軍事用レーダーへの利用が可能で、輸出は禁じられていた。最高で懲役20年が科せられることになる。

環球時報は同事件を近年繰り返される「華人スパイ事件」の一つだとして批判、米メディアは中国のスパイ報道を繰り返しているがまったくの荒唐無稽だと主張した。一例として挙げられたのが今月12日付の米メディアの記事。「ウインドウズOSを使っているところならばどこでも中国人は侵入可能」「中国宛に手紙を出せば必ず検閲されている」などと中国スパイの脅威を誇張しているという。(翻訳・編集/KT)

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