<金融危機>旧正月帰省ラッシュ動向の予測も困難に―中国

Record China    2009年1月11日(日) 21時15分

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10日、中国鉄道部の発表によると、旧正月の帰省ラッシュに異変が起きている。金融危機の影響で、旧正月前後の鉄道利用状況の把握と予測が困難に。写真は09年1月9日青島駅、徹夜で切符を購入する人々。

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2009年1月10日、中国鉄道部広報担当者、王勇平(ワン・ヨンピン)氏の発表によると、金融危機の影響で、一部の出稼ぎ労働者の帰省が既に始まっており、帰省ラッシュ全体の規模が例年より大きくなる見通しだという。中国新聞社が伝えた。

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旧正月帰省期間に突入したが、鉄道利用者数に対し輸送能力が追いついておらず改善もされていない。また金融危機の影響により、復路ラッシュの規模とピークもつかめていない、と問題は多い。

王氏は「例年、珠江デルタは旧正月中も活気があり、同地区の工場や鉄工所経営者は出稼ぎ労働者に留まるよう指示することが多く、彼らの3、4割は期間中帰省せずに働いていた」と話す。しかし今年は異変が起きている。一部の企業が生産規模の縮小や変更を始め、倒産する企業まで出てきた。

さらに、「今年は、例年と比べ、より多くの出稼ぎ労働者が帰省する。彼らの帰省後の動向も続けて考慮する必要があり、雇用側の企業の状況によっては、沿海地区に戻らず内陸部に職を求める出稼ぎ労働者も出てくることが予想されている」、と語った。(翻訳・編集/津野尾)

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