「中国人のイメージ損なう」ジャッキー主演「新宿事件」、お蔵入り決定か?!―中国

Record China    2009年1月12日(月) 12時55分

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8日、ジャッキー・チェン主演映画「新宿事件」が、4月2日に香港で公開されることが決定したが、香港以外の中国国内における公開は「在外中国人のイメージを損なう」として延期されたまま。

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2009年1月10日、なかなか中国国内で日の目を見ることができない、ジャッキー・チェン主演映画「新宿事件」だが、来る4月2日に香港での公開が決定したとスポンサーが8日発表した。「都市快報」が伝えた。

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「新宿事件」は、イー・トンシン(爾冬陞)監督が10年も暖め続け完成させた意欲作で、昨年10月のゴールデン・ウィークに公開が予定されていたが、中国当局が作中の闇社会、水商売、肉体労働などに従事する在日中国人の描かれ方に対し、「在外中国人のイメージを損なう」と見なしたことで延期となっていたという。

作品を撮るにあたり、イー監督はまず中国国内のマーケットを意識し、中国で人気のファン・ビンビン范冰冰)や、シュー・ジンレイ(徐静蕾)などをキャスティングしたと語る。しかし、もし中国国内で公開する場合、問題のありそうな部分をカットすると、内容の大部分を切らなければならないと気付いたのは作品完成後。「いろいろ方法を考えたが、国内の公開は断念することになった」と述べた。

ジャッキーのほか、ダニエル・ウー(呉彦祖)、竹中直人ら日中の豪華キャストが話題の「新宿事件」。失踪した恋人の消息を求めて来日し、新宿で闇社会に紛れて生きる香港人男性をジャッキーは演じている。密航や暴力、殺戮シーンが多い同作品は、公開が決まった香港でも、青少年によくない影響を与えるとして、鑑賞の際に年齢制限などの規制がかかる可能性が高いという。(翻訳・編集/MY)

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