中国寄贈のカラチョウザメ、半年で3匹死亡―香港

Record China    2009年1月6日(火) 13時34分

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4日、中国政府から香港に寄贈された絶滅危惧種のカラチョウザメ1匹が、昨年の12月に続いて今月2日にも病死していたことが判明。わずか半年で死亡したカラチョウザメは3匹に。写真は同パークのカラチョウザメ。

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2009年1月4日、新華社によると、中国政府から香港に寄贈された絶滅危惧種のカラチョウザメ1匹が今月2日、飼育されていた香港オーシャンパークで病死したことが判明した。楚天都市報が伝えた。

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同園は3日、中国の専門家を招いて記者会見を開き、その詳細を発表。今回死亡したサメはカラチョウザメ「1号」で、数週間前から異常が確認されていたという。このため園では特別な注意を払っていたが、「1号」の容態はこの2〜3日で急激に悪化。2日朝に死亡が確認された。

解剖の結果、「1号」の頭部には傷跡があり、頭内部には内出血が見られた。免疫力の低下による外傷性感染症で死亡した可能性が高く、昨年12月に死亡したカラチョウザメ「7号」の死因に酷似しているが、確定には至っていないという。

中国政府は2度に分けて10匹のカラチョウザメを香港オーシャンパークに寄贈。この半年でうちの3匹が死亡したことになり、同園の衝撃は大きい。残りの7匹については何としてでも守る姿勢を示しており、カラチョウザメ館は引き続き閉鎖に。また、7匹のうち5匹の健康状態は良好だが、2匹は食欲も元気もないため厳重な注意が必要だと語った。(翻訳・編集/本郷)

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