馬総統、中国に映画「海角七号」を強力推薦―台湾

Record China    2008年12月6日(土) 19時13分

拡大

3日、台湾の馬英九総統は、ラジオとインターネットを通じて中国本土の一般市民と直接話し合うイベントの席で、本土での上映が危ぶまれている台湾映画「海角七号」を積極的に推薦した。写真は映画の撮影風景。

(1 / 10 枚)

2008年12月3日、台湾の馬英九(マー・インジウ)総統は、ラジオとインターネットを通じて中国本土の一般市民と直接話し合うイベントの席で、本土での上映が危ぶまれている台湾映画「海角七号(原題)」を積極的に推薦した。4日付で国際先駆導報が伝えた。

その他の写真

台湾の総統が本土の市民と直接対話をするのは、今回が初の試み。両岸(中国と台湾)冷戦時代、中国本土向けのプロパガンダ放送局として活躍した海外向けラジオ局「中央広播電台(中央ラジオ)」で行われた。事前に本土市民に馬総統への質問を募り、それに馬総統が直接答える。1万件以上寄せられた中から、馬総統自ら2つ選び出し、言葉を選びながら答えた。

その中で、台湾で空前の大ヒットを飛ばした映画「海角七号」に触れ、「本土市民が台湾を知る第一歩となるはず」と紹介、「1つの作品として寛容な態度で見て欲しい」と積極的に推薦した。映画は日本男性と台湾女性の純愛が描かれた物語。中国での上映は「日本統治時代を美化している」など反発する声が多く、延期の状態が続いている。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携