下手な言い訳?野鳥の密猟犯、理由は経済危機!?―上海市

Record China    2008年12月2日(火) 17時23分

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12月1日、中国国家級自然保護地区の九段沙湿地で野鳥を密猟して捕まった犯人2人が、ラジオで放送された「経済危機」という言葉を「人工飼育の鳥を食べると危ない」と聞き違えたため野鳥を狙ったと話しているという。写真は九段沙湿地。

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2008年12月1日、国家級自然保護地区で野鳥を密猟して捕まった犯人2人が、ラジオで放送された「経済危機」という言葉を「人工飼育の鳥を食べると危ない」と聞き違えたため野鳥を狙ったと話しているという。「新聞午報」が伝えた。

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犯人は11月27日の明け方、上海にある九段沙湿地保護区で野鴨36羽、シギ2羽を密猟した疑いで逮捕された。

報道によると、2人は動機について、「『経済危機(中国語読み:ジンジーウエイジー)』と『緊急瘟鶏(中国語読み:ジンジーウエンジー=差し迫った鳥の伝染病の意味)』とを聞き違え、人工飼育の鳥を食べるのは危ないと思い込んでいた。酔った勢いも手伝って野鳥を捕まえようと思った」と語っているという。

しかし、犯人が使用した道具は、密猟者が専門に使う毒薬(農薬の一種)で、警察では「経済危機」は単なる言い逃れに過ぎないとの疑いを強めている。また、この毒薬は非常に小さく、一旦ばら撒かれると回収が困難で、犠牲になる野鳥が今後も引続き増加すると見られている。(翻訳・編集/HA)

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