7割が朝食とらず、「茶館でゆったりと」はもはや過去の話―中国

Record China    2008年12月2日(火) 1時36分

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11月29日、朝食をとらない中国人が増えている。調査によれば、「朝食を食べられない」と答えた人は70%にも上っているという。写真は南京のレストラン。

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2008年11月29日、生命時報によると、朝食をとらない人が増えている。「朝食は食べず、昼食はそこそこ、夕食をがっつり食べる」という人が増えているという。「茶館でゆったりと朝食をとる」という光景はすっかり過去の話になっている。

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「ここ数年、人々が朝食をどうしているかに関心を寄せている」と話すのは、中国衛生部で健康教育に携わっている万承奎(ワン・チョンクイ)教授。万教授によれば、調査を行ったところ、現代の中国人で朝食を食べないと答えた人は20%、朝食が食べられないと答えた人は70%にも上ったという。「朝食を食べることは万病を防ぐ」とも言われており、現在のこうした食生活を続けていけば、いずれ民族的な大きな問題にまで発展するかもしれないと万教授は話す。

朝食を食べない理由はさまざまだ。「単に食べないだけ」という人もいれば、時間がない、ダイエットのため、空腹を感じたら何か適当に食べれば良いという人や、朝食を食べる習慣がなくなっていたり、胃に負担を感じるため食べないという人もいるという。万教授によれば、朝食をとらないことが健康に与える危険性は想像以上に大きく、胃炎や消化器系の病気をもたらすこともあるほか、皮下脂肪が増えやすくなり、ダイエットには逆効果だと指摘。

万教授は、朝食は朝7時〜7時半が最適で、6時半に起床し、まず水を一杯飲むかフルーツを食べ、運動をしてからバランスの取れた朝食をとるのが理想的だと話している。(翻訳・編集/岡田)

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