<金融危機>就職戦線異常あり!買い手市場で苦戦強いられる新卒大学生―中国

Record China    2008年12月1日(月) 5時45分

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28日、中国各地で新卒大学生を対象にした就職フェアが行われているが、金融危機の影響で、経済、貿易、金融などを専攻した学生の就職状況が悪化しており、買い手市場の中で就職業種を変えざるを得ない学生もいるという。写真は上海での就職フェア。

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2008年11月28日、中国では現在、全国各地で新卒大学生を対象にした就職フェアが行われているが、金融危機の影響で、経済、貿易、金融などを専攻した学生の就職状況が悪化しており、買い手市場の中で就職業種を変えざるを得ない学生もいるという。中国新聞網が伝えた。

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中国人力資源・社会保障部の責任者によると、09年に卒業見込みの大学生は610万人を超え、年末から来年にかけて、大学生の就職活動は厳しい傾向にあるという。

11月中旬以降、卒業見込みの大学生を対象に就職フェアが次々と開催されている。長春で行われた就職フェアでは、2万人以上の学生が来場し、全国各地から600社あまりの企業が参加した。例年と異なるのは、金融危機の影響により、金融、不動産、貿易などの企業の求人が減ったこと。就職フェアに参加した企業の責任者らは、今年は新入社員の給与は減少傾向にあり、求人も縮小していると話した。

これに対し、新卒大学生は希望業種を転向するようになってきた。例年は、「雁は南へ飛ぶ」といわれるように経済の発展している広東省などの南方都市へ就職しようとする傾向があったが、今年は金融危機の影響を比較的受けていない北方都市の企業への人気が高まっているという。(翻訳・編集/中原)

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