2008年11月18日、中国衛生部の陳竺（チェン・ジュー）部長は、北京で開かれた米中両国による食品安全政策に関するシンポジウムに出席し、中国政府は現在、食の安全問題を一元で管轄する新機関の設立に向け準備を進めていると述べた。中国新聞網が伝えた。

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陳部長はまた、食の安全問題に関する情報の共有も重要だと指摘。各部門でバラバラに管理・収集している情報を一括にまとめ、新たな問題が発生した際にも正確な情報を迅速に外部に発信する専門の機関も必要だと述べた。

今回のフォーラムは、中国衛生部と米保健社会福祉省（HHS）の共催。同省のマイケル・レビット長官や米食品医薬品局（FDA）、中国農業部、工商総局などの代表50人以上が集まって食の安全確保に向けた話し合いが行われた。（翻訳・編集/NN）