検索最大手「百度」が謝罪、リスティング広告問題で―中国

Record China    2008年11月19日(水) 8時4分

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18日、中国の検索エンジントップ「百度(Baidu)」が展開する有料リスティング広告サービスが、公正性や客観性に欠けるとして問題となっている。写真は「百度」。

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2008年11月18日、中国の検索エンジントップ「百度(Baidu)」が展開する有料リスティング広告サービスが、公正性や客観性に欠けるとして問題となっている。京華時報が伝えた。

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リスティング広告とは、料金を払ってキーワード登録すると、検索結果の上位に自社の広告サイトが掲載されるようになるサービス。だが、最近では「ガンが治る」などと謳った怪しい健康食品やニセ薬などの広告が多く出回るようになり、サービス体制そのものへの疑問が噴出していた。事態を重く見た「百度」側は、早速一部のキーワードを削除。ニセ薬などは関連当局と協力して調査し、ユーザーにも謝罪。管理体制などの見直しも約束した。

「百度」は2000年創業。世界の検索エンジン市場では、グーグル、ヤフーに続く第3位。中国国内ではシェアトップを誇る。今年第3四半期の決算報告によると、営業収入は前年比85.1%増の9億1910万円(約128億6700万円)。うちリスティング広告が大半を占める「ネットワーク営業収入」が、9億1820万元(約128億5400万円)に上った。(翻訳・編集/NN)

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