違法操業の中国漁船取り締まり、全国からアイデア募る―韓国

Record China    2008年11月18日(火) 12時40分

拡大

17日、中国漁船による違法操業に頭を悩ませている韓国海洋警察庁は、中国業船を捕まえるアイデアを広く公募した。300点以上の応募の中から、すでに6点が候補に選ばれている。写真は中国浙江省の漁民。

(1 / 4 枚)

2008年11月17日、中国漁船の違法操業に悩まされている韓国海洋警察庁は今年10月、全国の海洋警察と国民に向けて中国漁船の取り締まりに有効なアイデアを広く募集した。11月14日、集まったアイデアの中から優秀作品6点が選ばれ、実施に向けて検討中とのこと。「国際先駆導報」が伝えた。

その他の写真

海洋警察庁によると、これまでに300点以上のアイデアが寄せられ、そのうち海洋警察内部から225点、一般市民から91点の応募があった。この中から実行性、有効性、創造性を基準に優秀作品6点が選ばれたが、うち4点が海洋警察、2点が一般市民によるもの。

最優秀作品は、南海地方の海洋警察官の「鎮圧装備の全面強化に関するアイデア」で、頚部と後頭部を保護する最新型の鎮圧用ヘルメットや海中での体温維持が可能な多機能性救命衣の使用を提案している。他の優秀作品には、「高速艇が使用する放水銃の中に催涙剤を混ぜる」「強力な照明弾を用いて一時的に失明させる」「電気ショック銃を使う」などがあった。

今年9月25日、中国漁船を捜査中の海洋警察官が海に転落して死亡。さらに木浦(モッポ)海洋警察官4人が中国漁船の船員に捕らえられ暴行を加えられたうえに「人質」とされる事件が発生。韓国メディアは「中国漁船の乗組員は暴徒や海賊同然」と一斉に非難。外交ルートでの話し合いのほかに、海洋警察には自衛力の強化や武力行使を強く求めていた。(翻訳・編集/本郷)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携