<タクシースト>各地で相次ぐ、待遇改善や白タク一掃求める―中国

Record China    2008年11月11日(火) 14時37分

拡大

10日、海南省三亜市と甘粛省永登県で、待遇の改善や違法タクシーの締め出しを訴えたタクシー運転手がストライキに突入した。写真は5日、ストが解除された重慶市のタクシー。3日からストを行っていた。

(1 / 5 枚)

2008年11月10日、海南省三亜市と甘粛省永登県で、待遇の改善や違法タクシーの締め出しを訴えたタクシー運転手がストライキに突入した。新華網が伝えた。

その他の写真

三亜市には約1200台のタクシーがあるが、そのほとんどがストに参加した。同市では、タクシー会社に支払う車両リース代を今年1月1日から、ピークシーズンの10月から翌3月は月8000元(約12万円)、オフシーズンの4月から9月までは月4800元(約7万2000円)と定められていたが、実際にはシーズンを問わず毎月7200元(約10万8000円)が徴収され、不満を訴える運転手が多かった。また、違法営業の「白タク」に対する取締りの甘さや、運転手の不安定な身分も問題となっていた。タクシー会社との契約は通常5〜8年だが、最近では一気に1年更新に減らされるケースが増え、運転手達の間で改善を求める動きが高まっていた。

また、永登県では県内280台のタクシーのうち、160台がストに参加。同県でも、違法なバイクタクシーや白タクが野放し状態にあり、厳しい取り締まりが求められた。中国では、3日にも重慶市で約1万6000台のタクシーストがあったばかり。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携