軍用地下トンネル網整備を発表、中国への対抗目的か―インド

Record China    2008年11月8日(土) 17時7分

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3日、インド紙「インディアンエキスプレス」によると、インド国防省報道官は中国と接する実効支配線付近に地下トンネル網を建設すると発表した。写真はチベット高原、中国の実効支配線付近の歩哨所。

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2008年11月3日、インド紙「インディアンエキスプレス」によると、インド国防省報道官は中国と接する実効支配線付近に地下トンネル網を建設すると発表した。7日、環球時報が伝えた。

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発表によると、地下トンネル網は生物兵器、化学兵器対策だという。しかし専門家は地下トンネル網を整備すれば人工衛星の監視を逃れて兵士を移動することが可能となると指摘、中国に対抗する目的は明らかだと見ている。あるインド陸軍の士官は、中国が大規模なトンネル網の整備を進めているためインドも建設すると、対中国目的であることを認めた。

発表を受け、インドのネットユーザーの間では議論が巻き起こっている。インドは米国の盟友であり、軍事大国として中国に備えることは当然という賛成意見もあるが、巨額の費用が必要となるトンネル網が今のインドに建設可能なのか疑問視する声も上がっている。(翻訳・編集/KT)

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