台湾独立派800人が宿泊先包囲、訪台中の海協会会長に抗議―台湾

Record China    2008年11月6日(木) 11時16分

拡大

5日、現在訪台中の陳雲林海峡両岸関係協会会長が、台湾独立を訴える民進党議員らによる抗議活動を受け、宿泊先のホテルを包囲される事態となった。写真は陳雲林海協会会長と連戦国民党栄誉主席。

(1 / 5 枚)

2008年11月5日、中国の対台湾窓口機関・海峡両岸関係協会(海協会)の陳雲林(チェン・ユンリン)会長が、訪問先の台湾で一部の民進党議員による抗議活動を受けており、一時は宿泊先ホテルが包囲される事態となった。米AP通信の報道を英TV局BBC電子版(中国語版)が伝えた。

その他の写真

陳会長の宿泊先ホテル前はおよそ800人の民進党議員らが鎮座し、台湾独立を訴えた。車両の通行が妨げられ、警察が鎮圧に入っている。陳会長は3日の台湾入り以来、連日のように抗議活動を受けているという。台湾側対中窓口機関・海峡交流基金会(海基会)はこれに対し、「台湾の国際イメージを損ねた。民進党は責任を負っていただきたい」と声明を発表した。

陳会長の訪台は、中台の主に経済面での協定関係強化を目的としており、中台窓口機関のトップ会談では、いわゆる「三通(通航、通商、通郵)」の拡大や食品安全問題対策での合意を実現した。一方、台湾の一部では依然、中国本土に対する不信感を抱く層も存在しており、今回の抗議行動に繋がったと思われる。先月21日にも、海峡両岸関係協会の張銘清(ジャン・ミンチン)副会長が台湾・台南市で観光中に、民進党議員らに暴行を受けた事件が起きたばかり。(翻訳・編集/愛玉)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携