2008年11月3日、国家統計局は最新報告で、計画生育政策（1人っ子政策）が実施されたこの30年間で、中国は4億人の人口増加を防ぐことに成功し、世界人口の抑制に大きく貢献したと発表した。新華網が伝えた。

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最新報告によると、およそ30年に及ぶ計画生育政策（1人っ子政策）によって、中国の人口が13億人に達した日と世界の人口が60億人に達した日を、どちらも約4年遅らせることに成功した。また、世界総人口のうち中国が占める割合は、80年の22．2％から07年には20．1％にまで減少。年増加率も82年の18．4％から07年の10．3％にまでペースダウンし、世界人口の抑制に多大な貢献を果たした。

人口世界一の中国は、労働者の人口も世界一である。現在、新しい労働者は毎年1000万人を超えるペースで増えており、厳しい就職難が続いている。報告は、もし人口の抑制を続けなければ4億人が就職できないという事態に陥り、社会の不安定を招く恐れがある、と指摘。計画生育政策継続の必要性を訴えた。（翻訳・編集/NN）