2008年10月27日、米旅行サイト「Forimmediaterelease．net」は、市場調査会社ニールセン・カンパニー（中国）の最新調査として、海外旅行に出掛けた中国人観光客の半数近くがブランド物などの高級品を買い漁っていると報じた。

【その他の写真】

調査は、太平洋アジア観光協会（PATA）と共同で行われた。海外旅行に出掛けた中国人観光客が高級品の買い物に励む理由として、75％が「海外の方が安い」、60％近くが「ニセモノがないので信用できる」と答え、48％が「海外での買い物はより良い選択」と回答した。

人気のある旅行先はヨーロッパと北米で、1人平均900ドル（約9万円）を高級品の買い物に費やしている。07年に中国本土の旅行客が海外で消費した金額は計300億ドル（約3兆円）に達し、世界第5位にランクインしたという。（翻訳・編集/NN）