<報道の自由度ランキング>中国は167位、世界のワースト7位に沈む―国境なき記者団

Record China    2008年10月23日(木) 12時43分

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22日、国際ジャーナリスト団体・国境なき記者団は「報道の自由度ランキング」を発表した。中国はワースト7位の167位にとどまった。日本はアジアトップの29位だった。写真は北京で取材する外国人記者。

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2008年10月22日、国際ジャーナリスト団体・国境なき記者団はパリで「報道の自由度ランキング」を発表した。中国政府は四川大地震、北京五輪と災害、イベントが続くなか、情報公開及び報道の自由確保に努めたことを喧伝していたが、ワースト7位となる167位にとどまった。日本はアジアトップとなる29位だった。

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国境なき記者団のレポートは、著名な市民運動家・胡佳(フー・ジア)氏をはじめ、多くの活動家や記者が投獄されていること、世界で最も厳格なインターネット規制が行われていることを挙げ、「監視や情報規制が行われている限り中国の順位が大きく上昇することはない」と厳しく批判している。なお中国メディアは「報道の自由度ランキング」について報道しておらず、厳格な情報規制があることを証明する結果となっている。

ランキングトップに立ったのはアイスランド、ルクセンブルク、ノルウェーの3か国。日本は「民主主義精神がしっかりと根付いている」と評価され、アジアトップの29位となった。アジアの順位は以下、36位の台湾、47位の韓国と続く。(翻訳・編集/KT)

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