国産旅客機「新舟60」が初フライト―天津市

Record China    2008年10月20日(月) 20時17分

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19日、中国国産の新型ターボプロップ旅客機「新舟60」が初フライトに成功した。低コストが売りで、今後は天津を中心とした環渤海経済圏を飛び回るという。

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2008年10月19日、国営中央テレビ(CCTV)によると、中国国産の新型ターボプロップ旅客機「新舟60」が初フライトに成功した。低コストが売りで、今後は天津を中心とした環渤海経済圏を飛び回るという。

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初フライトを成功させたのは天津に拠点を置く航空会社、奥凱航空有限公司(Okay Airways)。天津濱海国際空港で約10分間飛行した。記念すべき乗客第1号は、メディア関係者を中心とした20数人。飛行機には、エコノミークラス48席とビジネスクラス2席が設けられている。別の航空会社と比べた場合、同じ路線でも燃油サーチャージと空港使用料だけで40%も割安だという。当初は2日に1回しか飛ばないが、将来的にはさらに便数を増やす予定だ。

また、「新舟60」の上位機「新舟600」も来年には販売が始まる。製造元である中国航空工業集団公司は、「将来的にターボプロップ旅客機の世界シェアを40%にまで広げたい」としている。(翻訳・編集/NN)

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