<金融危機>新大統領が訪中、原子力開発など協議―パキスタン

Record China    2008年10月16日(木) 9時54分

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14日、パキスタンのザルダリ新大統領は北京に到着、4日間の訪中が始まった。ザルダリ大統領にとっては初の外訪となり、対中関係重視の姿勢を見せつけた。写真はザルダリ大統領(撮影は今年2月、大統領就任前のもの)。

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2008年10月14日、パキスタンのザルダリ新大統領は北京に到着、4日間の訪中が始まった。ザルダリ大統領にとっては初の外訪となり、対中関係重視の姿勢を見せつけた。15日、東方早報が伝えた。

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今回の訪中には防衛相、財務相、環境相などが帯同、幅広い問題について協議する。金融危機が広がるなかパキスタン・ルピーは最安値を更新し、スタンダード&プアーズの格付けもCCC+にまで低下した。英紙・フィナンシャルタイムズは金融危機回避のためパキスタンが5億ドルから15億ドル(約503億円〜1510億円)の長期低利融資を申し込むと伝えている。

またパキスタンのカーン中国大使はパキスタンテレビ局に対し、民生用原子力協定を合意する可能性があると発言した。先日インドが米国と原子力協定を結んだことに対抗したと見られる。中国外交部の秦剛(チン・ガン)報道官も14日、民生用原子力分野において両国は良好な協力関係にあるとのコメントを発表した。(了)

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