「世界で最も孤独な中国の若者」、1人っ子政策30年で―米紙

Record China    2008年10月12日(日) 10時35分

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8日、米新聞社・マクラッチー社が発表したコラムで、この30年間に誕生した中国の1人っ子世代を「世界で最も孤独」と評した。写真はロックコンサートで熱狂する中国の若者。

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2008年10月8日、米新聞社・マクラッチー社が「毛沢東時代後の中国」と題したコラムを発表、この30年間に誕生した中国の1人っ子世代を「世界で最も孤独」と評した。環球時報の報道。

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中国は1978年の改革開放政策実施以来、この30年間で未曾有の経済的発展を遂げた。そして、その30年という時間は近代中国を象徴する「毛沢東時代」よりも長いものとなり、これからも続いていこうとしている。さらに、この30年間は「1人っ子政策(79年より施行)」の時代でもあった。今では多くの1人っ子が成人し、2代目の1人っ子が続々と誕生している。

コラムは、彼ら1人っ子世代は血を分けた「兄弟姉妹」がどんなものであるかを知らず、なかにはいとこにも恵まれなかった子どももいる、と紹介。彼らはインターネットのバーチャル世界に依存し、現実世界の友人を大切にせず、コミュニケーションはもっぱら携帯電話に頼るとした。

さらに、コラムはある企業幹部のコメントを引用し「中国の若者は世界で最も孤独」と評した。(翻訳・編集/愛玉)

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