2008年10月6日、台湾の台北刑事局は高雄、屏東地区でニセ札製造グループ6人を摘発したと発表した。中国新聞社が伝えた。

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摘発された犯罪集団は台湾ドルではなく、大陸の人民元を製造していた。漁船で大陸にまで運び莫大な利益を挙げていたと見られる。工場4か所を保有し高い製造能力を持っていたほか、スキャニング、製版、印刷、細部加工など専門技術を持ったメンバーが分業するなど優れた製造技術を保有していたという。

刑事局は5月に情報をつかみ捜査に乗り出していたが、4か月以上にわたる捜査の末、逮捕に踏み切った。6日、刑事局はグループ6人を逮捕、ニセ札約1億元（約15億円）相当、断裁前の未完成品4500万ドル（約6億7500万円）相当を押収した。（翻訳・編集/KT）