「中国との真の友好関係」築き去る、ブッシュ米大統領―日本英字紙

Record China    2008年10月3日(金) 18時18分

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10月1日、9月28日付けの「ジャパンタイムズ」紙は、「ブッシュ米大統領が中国の真の友としてその座を降りる」という内容の論説を掲載した。写真は北京五輪の観客。

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2008年10月1日、新華社サイト「新華網」は9月28日付の「ジャパンタイムズ・オンライン」に掲載された論説を紹介。

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香港在住のジャーナリスト兼コメンテーターのフランク・チン(Frank Ching)氏は「ブッシュ米大統領、中国の真の友としてその座を降りる(Bush will go away as true friend to China)」という題名の論説を書いた。

あと数か月で任期終了となるブッシュ大統領だが、彼の外交政策はことごとく失敗。イラクとアフガニスタンでの戦闘は続き、イランやロシアとの関係は悪化するばかりだ。唯一の光明は中国との友好関係である。先日、ブッシュ大統領は電話で直接胡錦濤国家主席に米国の金融問題について説明し、胡主席は中米関係が良い方向で発展していることを高く評価した。

ブッシュ大統領はこれまで中国側にとって喜ばしいとはいえない態度を何度か示したことがあるが、中国の彼に対する態度は常に変わらなかった。ブッシュ氏は訪中前に必ず中国を批判するコメントを発表しているが、これは国内向けのパフォーマンスだと中国は受け取っている。クリントン政権時代、中国は米国にとって戦略競争の相手であり、パートナーではなかった。だが、ブッシュ政権にとっては「9・11事件」以降、中国はともにテロと闘う仲間になったのである。

チベット騒乱に関しても、ブッシュ大統領は北京五輪の開会式出席を翻すことがなかった。彼のこの態度は中国の指導者に極めて好意的に受け取られた。中国にとってブッシュ大統領は間違いなく「友人」である。(翻訳・編集/本郷)

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