2008年9月29日、28日付北方網によると、欧州の航空機大手エアバスの天津組み立て工場が、28日操業を開始した。エアバスの近・中距離向け商業旅客機、A320型機を生産。A320型機を欧州以外で生産する初の工場となる。

【その他の写真】

同工場は07年5月15日、天津浜海新区で建設に着工。6月には、エアバスと中国の企業連合の折半出資で運営母体となる新会社を設立した。出資比率はエアバスが51％、中国側が49％。中国側の出資比率の内訳は天津保税区が60％、中国航空工業第一集団公司と中国航空工業第二集団公司が各20％。

09年に四川航空公司に1機目を納入する予定。2011年には月間生産能力を4機に引き上げることを、目指している。（翻訳・編集/HI）