<汚染粉ミルク>中国初の母乳バンク設立へ―浙江省寧波市

Record China    2008年9月26日(金) 19時34分

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25日、汚染粉ミルク事件発覚後、母乳に注目が集まっている中、浙江省寧波市で国内初の「母乳バンク」設立が進められているという。写真は江蘇省の病院で授乳指導を受ける妊婦。

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2008年9月25日、汚染粉ミルク事件発覚後、母乳に注目が集まる中、ウェスタンオーストラリア大学婦女嬰児健康学部のニューマン教授が南京市の病院を訪れ、オーストラリア唯一の母乳バンクの存在について語った。浙江省寧波市でも国内初の母乳バンクの設立を進めており、保存期間は3か月とする予定だという。新華社通信(電子版)が伝えた。

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現在、オーストラリアでは90%以上の家庭で母乳育児を選択しているという。母乳による育児の支持者であるニューマン教授は、「牛乳と羊乳は栄養が豊富だが、アミノ酸やタンパク質の含有量は母乳のほうが豊富。母乳が足りないこともあるだろうが、赤ちゃんを飢えさせるわけにはいかない。そこで、母乳バンクを誕生させた」と述べた。

母乳は、定刻に母乳の豊富な母親が母乳バンクを訪れ、身体検査を受け健康であることを確認した後、採取され保管される。保管された母乳は、25分間、76度に温めて殺菌し、マイナス20度で保存。保存期間は18か月。マイナス86度で保存すれば3年間保存できる。

教授によると、05年の構想からバンク設立が実現し、現在、同バンクでは同時に嬰児200人への母乳提供が可能。母乳バンクでは今後、早産の赤ちゃんを主な対象とし、その他の地区での同バンク設立の準備を進めているという。

赤ちゃんにとって最も安全な母乳育児は国際社会でも提唱されている。現在、母乳バンクは米国に6か所、ブラジルには132か所ある。(翻訳・編集/汪葉月)

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