李登輝元総統「尖閣諸島は日本の領土」、台北駐日文化代表処は反論―日本

Record China    2008年9月26日(金) 9時51分

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25日、李登輝元総統が「尖閣諸島(中国名:釣魚島)は日本の領土であり、領有権や漁業権の問題は存在しない」と発言。これに対し、台北駐日文化代表処は「個人の見解であり、釣魚島は中華民国の領土という立場に変化はない」と反論した。写真は沖縄県。

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2008年9月25日、「中国新聞網」の報道によると、沖縄を訪問中の台湾の李登輝元総統が「尖閣諸島(中国名:釣魚島)は日本の領土であり、領有権や漁業権の問題は存在しない」と発言。これに対し、台北駐日文化代表処は「李氏個人の見解であり、釣魚島は中華民国の領土という立場に変化はない」と反論したという。

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李元総統の発言は、仲井真弘多沖縄県知事らとの昼食会の際に行われた。関係者は「李元総統は過去にも何回か同様の発言をしており、今回は訪日中の発言だったため注目を集めたのだろう」と話している。

また、李元総統は「尖閣諸島沖で6月に発生した船舶事故の際、馬英九政権が日本領海内での抗議活動に巡視船を同行させた件は、政治的な意味合いでの行動であって漁業問題とは関係ない」とし、「神経質にならない方が良い」と述べた。

これに対し、台北駐日文化代表処は「『釣魚島は日本の領土』との発言は李氏個人の見解であって、釣魚島は中華民国の領土という我々の立場に変化はない」とすぐさま反論。台湾の欧鴻錬(オウ・ホンリエン)外交部長は「中華民国の主張に変わりはないし、個人の発言にはコメントしない」と語った。(翻訳・編集/HA)

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