「体験ばれるのが嫌」、婚前検査を受けない女性が急増中―広東省仏山市

Record China    2008年9月25日(木) 23時7分

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23日、広東省仏山市の女性団体「婦女聯合会」は、結婚を控えたカップルの「婚前医学検査(婚検)」の費用を無料にした昨年4月からの検診率を調べたところ、わずか37.4%に止まっていたことがわかった。写真は婚前検査を受け付けている甘粛省蘭州市の病院。

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2008年9月23日、広東省仏山市の女性団体「婦女聯合会」は、結婚を控えたカップルの「婚前医学検査(婚検)」の費用を無料にした昨年4月から今年3月までの検診率を調べたところ、わずか37.4%に止まっていたことがわかった。広州日報が伝えた。

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仏山市では低迷する「婚検」検診率を向上させようと、昨年4月から費用を全て無料にした。仏山市婦幼保健院のデータによると、同市では毎年1000人近い障害児が誕生しており、「検診を受けることで、そのリスクを減らすことが出来る」と呼び掛けている。

中国では、若者の性の開放に伴い「婚前交渉」や「妊娠中絶」の経験がある若い女性は珍しくない。ところが一方で、結婚相手に貞操を求める男性も非常に多く、「婚検」によって過去の性体験などがばれてしまうのを恐れる女性たちは、一様に「婚検拒否」をしているようだ。

婦女連合会では改善策として、「これからは『婚検』のプライバシー保護を強化させ、過去の性体験を聞かないなどの措置をとる必要がある」と提案している。(翻訳・編集/NN)

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