ギリシャ籍船を海賊が乗っ取り、中国人乗員も―ソマリア

Record China    2008年9月22日(月) 17時13分

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21日、在ケニア中国大使館は、アフリカ東部のソマリア沖でギリシャ籍の貨物船が海賊に襲われ、乗っ取られたと発表した。乗員19人のうち、1人が中国人だという。写真は中国外交部。

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2008年9月21日、在ケニア中国大使館の韋宏添(ウェイ・ホンティエン)参事官は、アフリカ東部のソマリア沖でギリシャ籍の貨物船が海賊に襲われ、乗っ取られたと発表した。乗員19人のうち、1人が中国人だという。新華網が伝えた。

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それによると、乗員19人の国籍内訳は、中国、ウクライナが各1人、フィリピン17人。大使館は、情報の収集に全力を挙げているという。船員支援計画(Seafarers Assistance Program)のケニア支部長、Andrew Mwangura氏は、ケニア東部の港湾都市、モンバサで受けたインタビューで「海賊に襲われたのは恐らく20日か21日、ギリシャの船だが、当時はバハマ国旗を掲げていた」と語った。

ソマリア沖は海賊事件の多発地帯で、国際商業会議所(ICC)の国際海事局(IMB)は「世界で最も危険な地域」に指定している。今年7月20日以降、ソマリア沖で海賊に乗っ取られた船はこれで15隻を数えた。17日にも乗員25人(うち中国人は24人)が乗った香港の貨物船が襲われている。(翻訳・編集/NN)

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