<パラリンピック>大地震で左足失った少女、可憐な舞い―開会式

Record China    2008年9月8日(月) 12時23分

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7日、北京パラリンピック開会式で見事な踊りを披露した片足のバレリーナ、李月(リー・ユエ)ちゃんの起用について、総監督を務める張継鋼(ジャン・ジーガン)氏がその舞台裏を語った。写真は李月ちゃん。

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2008年9月7日、北京パラリンピック開会式で見事な踊りを披露した片足のバレリーナ、李月(リー・ユエ)ちゃんの起用について、総監督を務める張継鋼(ジャン・ジーガン)氏がその舞台裏を語った。中国青年報が伝えた。

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李月ちゃんは、今年5月の四川大地震で、瓦礫の山となった北川県の曲山小学校から70数時間ぶりに救出されたが、左足を失ってしまった。もともとはバレエが大好きな活発な女の子。地震後に受けた新聞社の取材では、「震災は私の左足を奪ったけど、私は永遠にバレエへの夢を諦めない」と気丈に語った。張監督はこの記事を見た途端、「この子を開会式のバレエパフォーマンスで、主役に抜擢しよう」と即決したという。本番までおよそ3か月前のことだった。

李月ちゃんは開会式当日、中国障害者芸術団と共に見事な踊りを披露。その可憐で一生懸命な姿に人々の注目が集まった。北京パラリンピックの開会式でパフォーマンスを披露したのは4813人。うち身体障害者の参加は、423人に上った。(翻訳・編集/NN)

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