<出資金暴動>市民数万人が暴動、不動産バブル崩壊で出資金失う―湖南省吉首市

Record China    2008年9月6日(土) 8時57分

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2008年9月4日、湖南省吉首市で数万人規模の暴動が発生、駅及び主要道路が封鎖され市内の交通が数時間にわたって麻痺した。鎮圧のため1万人を超える軍と警察が出動、少なくとも50人が負傷した。写真は吉首市の暴動。

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2008年9月4日、湖南省吉首市で数万人規模の暴動が発生、駅及び主要道路が封鎖され市内の交通が数時間にわたって麻痺した。鎮圧のため1万人を超える軍と警察が出動、少なくとも50人が負傷した。太陽報が伝えた。

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暴動の原因となったのは不動産企業など現地民間企業による違法な資金集め。なかには年利50〜80%を提示する会社もあり、銀行貯金よりも大幅に高い利率に人気が集まった。関係当局の認可を受けない違法な行為だったが地元政府は黙認、むしろ地域の発展を促進するとして奨励する姿勢まで見せていたという。そのため市人口の半数を超える15万人が出資、なかには自宅を抵当に入れてまで出資した市民までいると伝えられる。しかし今年6月以後、中国経済の減速、不動産市場の下落を受け一部では元利返済が滞る事態となり、出資した市民の間には動揺が広がっていた。

4日、ついに市民の不満が爆発、数万人が市内に繰り出し道路や鉄道を封鎖するなどの暴動状態となった。夜には出動した軍、警察と衝突し、少なくとも50人が負傷したと見られる。(翻訳・編集/KT)

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