<日本海横断航路>4か国結ぶ「黄金航路」、10月末に試験運航―中ロ韓日

Record China    2008年9月7日(日) 8時48分

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4日、中国東北部の吉林省琿春市からロシア、韓国、新潟を結ぶ「日本海横断航路」が10月末から試験運航されることがわかった。北東アジア経済の発展を促す「黄金航路」として期待が寄せられている。写真は中国、ロシア、韓国の国境付近。

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2008年9月4日、中国東北部の吉林省琿春市からロシア、韓国、新潟を結ぶ「日本海横断航路」が10月末から試験運航されることがわかった。北東アジア経済の発展を促す「黄金航路」として期待が寄せられている。中国新聞網が伝えた。

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中国、ロシア、韓国、日本の4か国の関係企業は4日午後、プロジェクトに関する合意書に署名した。費用の総額は2050万元(約3億円)。出資比率は、韓国が51%、ロシアが17%、中国と日本が共に16%ずつとなる。4者が共同で韓国に設けた運営会社「泛韓商船株式会社」が、船の運航や貨物輸送の受注管理などを行う。

新航路は全長1480km。吉林省琿春市からロシアのトロイツァ(旧ザルビノ)港までを陸路で、そこから韓国のソクチョを経由し、新潟までを海路でつなぐ。同地域から北米、北欧までの最短ルートとなり、北東アジア経済区の貿易促進に大きな役割を果たすと期待されている。

同プロジェクトのために設けられた琿春航務局の尹京彬(イン・ジンビン)局長は、「10月の試験運航を経て、なるべく早く正式就航を実現させたい」とする意向を示した。(翻訳・編集/NN)

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