<北京五輪特集・悲劇のアスリート9/10>五輪の女神に愛されない早熟の天才、趙頴慧(射撃)

Record China    2008年9月3日(水) 23時52分

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24日、ついに北京五輪が閉幕。数多くの歓喜のドラマの陰で悔し涙を飲んだ「悲劇のアスリート」10人にスポットを当てた。第9回は、射撃の中国代表、趙頴慧選手。

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2008年8月24日、ついに北京五輪が閉幕した。17日に渡る盛大な祭典では、歓喜のドラマが数多く生まれた一方、悔し涙を飲んだ選手も存在する。中国中央電視台(CCTV、電子版)が「悲劇のアスリート」10人にスポットを当てた。

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射撃の中国代表、趙頴慧(ジャオ・インフイ)選手(26)は、通常ならどんな優秀な選手でも10数年はかかる世界トップ選手の座を、ほんの数年で勝ち取った“早熟の天才”である。しかし、なぜか五輪の女神は彼女に微笑まない。19歳の時に鳴り物入りで出場した00年のシドニー大会では、メダルの重圧に屈した。続く04年のアテネ大会では僅差でメダル圏に迫るも、4位に終わる。今大会ではアテネ五輪の金メダリスト・杜麗(ドゥー・リー)選手と「双璧」を成して出場したが、予選敗退。金メダルを手中にした杜選手と大きな差をつけられてしまった。

■趙頴慧(ジャオ・インフイ)(26)

1981年生まれ、河北省出身の射撃(エアライフル)選手。小学生で才能を見出され、射撃を始める。15歳で省代表チーム、16歳で国家代表チームに選出される。翌年の98年、天性の負けず嫌いと持ち前の度胸を存分に発揮し、射撃ワールドカップの女子10mエアライフルで優勝。02年アジア競技大会プサン大会でも、同種目で優勝。(翻訳・編集/愛玉)

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