ヒラから部長助手へ出世、女性警察官が東ティモールから栄誉の帰還―中国

Record China    2008年9月4日(木) 17時22分

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2日、東ティモールの平和維持活動に参加した河南省鄭州市出身の女性警察官が、勤務期間中の努力が認められ、現地でヒラの警察官から部長助手に出世したというサクセスストーリーが伝えられた。

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2008年9月2日、東ティモールの平和維持活動に参加した河南省鄭州市出身の女性警察官が、15か月の勤務期間中にその努力が認められ、現地でヒラの警察官から部長助手に出世したというサクセスストーリーが紹介された。大河ネットが伝えた。

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07年3月、東ティモールに派遣された女性警察官・董柯(ドン・カー)さんは、東端部の港町バウカウで選挙実現のため秩序維持の任務に就いた。しかし、選挙の結果に不満を持った住民がタイヤを焼き払うなどの暴動が発生。董さんもパトカーで巡回中に石を持った約100人の青年から襲撃された。その後1か月間は銃を肌身離さず、寝るときも枕の下に置いて寝たという。

同年9月、その働きぶりが認められ、国連から平和勲章を受章。08年3月にバウカウ警察局人事部に配置されると、自ら溜まった書類を整理し、新人同僚の面倒もみた。今年4月には面接試験を経て警察局ディリ本部(中国公安部に相当)に異動し、人事、後方活動、規律検査の部長助手(公安部副部長に相当)に抜擢。国連事務総長特別代表を迎えた会議では、連日の残業もいとわず会議の通知、記録の整理作業を行ったという。

6月初め、董さんの帰国の知らせを聞きつけたかつての同僚は、その出世を「中国の奇跡」と褒め称えたという。董さんは帰国後、中国公安部より栄誉勲章を贈られた。

バウカウでの任務について、董さんは「楽しかった」と話すが、高額な居住費や水不足、特に慣れない食事には苦しめられた。肉製品は検疫が行われないことから一口も口にせず、中国の麺料理と饅頭は夢にまで見たという。(翻訳・編集/汪葉月)

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