「抗日戦期の歴史」売り込み!台湾観光客向け目玉に―重慶市

Record China    2008年8月29日(金) 11時2分

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28日、台湾との週末直行チャーター便の発着地に内定している重慶市が、日中戦争時に国民政府の首都となり、国共合作の重要な舞台にもなった歴史を市の観光PRに役立てようと、博物館などの大規模な修復に取り掛かった。写真は「紅岩塊陳列館」。

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2008年8月28日、台湾との週末直行チャーター便の発着地に内定している重慶市が、日中戦争時に国民政府の首都となり、国共合作の重要な舞台にもなった歴史を市の観光PRに役立てようと、博物館などの大規模な修復に取り掛かった。重慶晩報が伝えた。

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重慶市は市の「文物保護法」に基づき、市内13か所の博物館を全面リニューアルした。その中心的存在となるのが同市南岸区にある「重慶抗戦遺跡博物館」で、およそ2億元(約30億円)が投じられたという。同区観光局の責任者は、「台湾観光客が最も関心を示す観光名所になろう」と期待を寄せている。

また、共産党の革命のため命を落とした烈士の遺品などが展示された「紅岩魂陳列館」は、2000万元(約3億円)が投じられ、7月にリニューアルオープンしたばかり。重慶にはこうした歴史の足跡が80か所近く存在するといい、旅行関係者は「重慶の観光の目玉にしよう」と張り切っている。(翻訳・編集/NN)

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