2017年12月5日、中国メディアの新浪体育によると、来年6月14日に開幕するサッカー・ワールドカップ（W杯）ロシア大会の抽選会がこのほど行われ、韓国が強豪国ぞろいの「死の組」に入った。これについて、中国のスポーツ専門チャンネル「広東体育頻道」が「韓国は早めに帰国便を予約しておいた方がいい」などと過激な表現で伝え、ネットで話題となっている。

日本時間2日にモスクワのクレムリンで行われた抽選会で、韓国は、前回覇者でFIFAランク1位のドイツ、W杯過去6大会連続で1次リーグを突破しているメキシコ、欧州予選プレーオフでイタリアを撃破したスウェーデンと同じF組に入った。

広東体育頻道が「韓国の対戦相手は強豪ぞろい。早めに帰国便を予約しておいた方がいい」などと伝えると、この記事のコメント欄には「さすがにこれは言い過ぎ」と不快感を示す声が多く見られた。

また、「中国は行きの飛行機を予約する資格すらない」「（韓国は）中国より少なくとも3試合多く試合できる」といった自虐的な反応もあった。

他に「韓国にも希望はある。スウェーデンのプレースタイルはオーストラリアの強化版、メキシコは日本と似ている。戦い方は十分に心得ているはずだ」と韓国の1次リーグ突破を期待する人もいた。

一方で、「（韓国が4強入りした2002年）日韓W杯（の誤審疑惑）を忘れてはいけない。韓国は『恥知らずな方法で』ベスト8くらいまで進むかもしれない」という声もあった。（翻訳・編集/柳川）