<北京五輪>ロシアとグルジアの選手、銀と銅で仲良く表彰台に―射撃女子

Record China    2008年8月11日(月) 13時27分

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8月10日、射撃女子エアピストル決勝でグルジアの選手が銀、ロシアの選手が銅という結果に。仲良く表彰台に上がった2人は肩を抱き合い、互いに祝福のキスをかわした。写真は10日、表彰台に立つ選手と北京五輪のメダル。

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2008年8月10日、北京射撃館で同日午前に行われた射撃女子エアピストルで、現在軍事衝突が続いているグルジアとロシアの選手が決勝に進出。ロシアのナタリア・パデリナ選手が銀メダル、グルジアのニーノ・サルクワゼ選手が銅メダルを獲得。仲良く表彰台に上った2人は、互いに抱き合い祝福のキスをかわした。「中国新聞網」が伝えた。

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同種目で金メダルに輝いたのは、中国の郭文[王君](グオ・ウェンジュン)選手。試合終了後の表彰式では、パデリナ選手とサルクワゼ選手は互いに歩み寄り、ロシア語で言葉を交わしながら固い握手。表彰台では、サルクワゼ選手の方からパデリナ選手に祝福のキスを贈り、その後2人は並んで肩を抱き合って観客の大声援に答えた。

記者会見で、サルクワゼ選手は「スポーツは友情を育み、伝えていくもの。私たち2人がそろってメダルを取れたことは、小さな勝利」と語り、パデリナ選手は「私たちはずっと前から友達なの。前に2人でロシア代表に選ばれたこともあるし」と答えた。「平和の祭典」にふさわしい2人の姿に、場内から惜しみない拍手が送られた。(翻訳・編集/本郷)

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