米国もお手上げ?北朝鮮を「核保有国」と認めるしかないのか―米メディア

配信日時:2017年12月6日(水) 7時10分
米国もお手上げ?北朝鮮を「核保有国」と認めるしかないのか
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5日、米国際放送局VOA中国語版サイトは、米国が北朝鮮に核兵器開発を放棄させることはもはや不可能であるとする記事を掲載した。資料写真。
2017年12月5日、米国際放送局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)中国語版サイトは、米国が北朝鮮に核兵器開発を放棄させることはもはや不可能であるとする記事を掲載した。

北朝鮮は11月29日に火星15大陸間弾道ミサイルを発射し、米国内で反応が起きた。トランプ大統領は中国に北朝鮮への物資提供をさらに制限するよう求めたほか、マクマスター大統領補佐官は「戦争の可能性が日増しに高まっている」と発言。米韓は4日に史上最大規模の合同軍事演習を開始した。

記事は、ミサイル発射後に米国が中国に北朝鮮への石油供給停止を求めていることについて、専門家から「たとえ中国が同意したとしても、米国には北朝鮮の核兵器プロジェクト完成を阻止する時間はすでに残されていない」との指摘が出ていることを紹介。さらに元CIA局員のアナリストからは「経済制裁は失敗の可能性が高い」「米国が中国に圧力をかけるのは、それが北朝鮮に圧力をかけられる唯一の手段だからだ」との見方を示しているという。

このほか、ロシアの専門家によると、北朝鮮はすでにエネルギー、食糧、心理の面ですでに長期的な制裁に対する準備ができており、経済制裁に対して恐れを抱いていないという。

トランプ大統領は11月のアジア歴訪時に北朝鮮が協議のテーブルに戻ることへの期待を示したが、専門家からは「少なくとも核兵器計画が完了する、あるいは完了間近になるまで、北朝鮮は協議を受け入れようとしないだろう」「北朝鮮は協議を望み続けてきたが、まず核兵器を放棄せよという米国の条件に問題があった」「金正恩(キム・ジョンウン)はイラクやリビアが核兵器を放棄した後の命運を見ており、先に核を放棄することはあり得ない」との指摘が出ているという。

米戦略国際問題研究所の北朝鮮問題専門家は「現状、米国が持ち得る手段はいずれも役割を果たさない。米国は北朝鮮が核保有国であるという事実を認めるべきだ」としている。記事によると、米国内ではこうした「北朝鮮に核の放棄を要求するよりも、核保有国としたうえでその行為を制御した方が良い」という考えを示す人が増えてきているという。(翻訳・編集/川尻
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