<北京五輪・関連>選手のマスク着用現地入り、「失礼だ」と批判―米国

Record China    2008年8月7日(木) 6時56分

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8月6日、5日に北京入りした自転車競技に参加する米国人選手団。うち数人が空港到着後すぐに黒いマスクを着用して到着ロビーに現れた件で、同国五輪委員会は不快感を示した。写真は8月3日、首都国際空港に到着した米国の陸上、バレーボールチーム。

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2008年8月6日、米国紙「ニューヨーク・タイムズ」と英国紙「デイリー・テレグラフ」が、前日の5日に北京入りした米国自転車競技チームの選手「マスク着用」事件をニュースとして報じた。中国の「環球時報」が伝えた。

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「ニューヨーク・タイムズ」紙は、米国五輪委員会のスポーツ生理学者Randy Wilber氏が北京五輪に参加する選手たちにマスクの着用を熱心に勧めており、数人の選手がこれに従ったものと説明している。6日付の「デイリー・テレグラフ」紙によると、マスクを着用していた選手は6人で、うち2人は北京空港に到着した旅客機の機内ですでに着用。米自転車チームの広報官は、今回の選手の行為を「組織的な抗議活動ではない」と明言。「何らかの声明を出す必要もない」と答えたという。

米五輪委特製といわれるマスクは黒色で通常よりも大きく、これを着けた選手の姿はとにかく異様。北京入りした世界各国の選手のなかでマスク着用第1号となったわけだが、「ニューヨーク・タイムズ」紙の取材に対して米五輪委は「主催国に失礼だ」と自国選手を批判。「空港でマスクを着用する必要はないはずだ」と不快感をあらわにした。(翻訳・編集/本郷)

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