08年は「アーメイ」の年、台湾R&Bの歌姫が日本を席巻!

Record China    2008年8月6日(水) 17時37分

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台湾出身のR&Bの歌姫・アーメイの日本での躍進が目覚しい。今年はミュージカル「祝祭音楽劇トゥーランドット」への主演をはじめ、日本での初単独公演、日本限定のベスト盤発売とファンを喜ばせるニュースが目白押しだ。

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2008年8月2日、ミュージカル「祝祭音楽劇トゥーランドット」への主演をはじめ、今年、日本で精力的な活動を展開する台湾出身のR&Bの歌姫・アーメイ(張恵妹)が、9月の日本での初単独公演を前に、日本限定のベスト盤「ザ・ベスト・オブ・アーメイ」をリリースした。

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90年代後半に出現した歌姫・アーメイは、地元・台湾をはじめ香港、中国本土、シンガポールでも絶大な人気を博している。96年のデビューアルバムがいきなりミリオンセラーを記録して以来、名実共に台湾ナンバー1の女性歌手として君臨し続ける。そのソウルフルな歌唱力を生かしたR&B風の曲調と南国的なルックス、そして空前の人気から「台湾のアムロ」と呼ばれた時期もあった。その類まれなる歌唱力の源は、彼女が豊かな音楽文化を持つ先住民の出身であることと無縁ではないだろう。彼女の出現以来、台湾芸能界では先住民出身の歌手に注目が集まり、その地位向上に大きく貢献したと言われている。

そのアーメイが、今年は日本で躍進している。今年3月には宮元亜門演出の「祝祭音楽劇トゥーランドット」に、唯一の外国人キャストとして主演を果たした。慣れない土地で稽古を積み、日本語で演じる苦労は並大抵のもものではなかっただろうが、無事に59公演を歌い切り、日本での知名度を押し上げた。そして9月、今度はソロ・コンサート2公演を引っさげて日本に再上陸する。アーメイ本人も、公演には大きな期待を寄せており、「日本での初のライブ、ファンの皆様にお会いできる事をとても楽しみにしています!」とコメントしている。

その日本公演の予習編ともいえる今回のベスト盤。「BAD BOY」「聴海(海を聞きながら)」など、90年代に全アジアを熱狂させたヒット曲の数々が満載の15曲構成となっている。

●アーメイ (張恵妹)

1972年8月9日、台湾・台東県生まれ。歌手。台湾の先住民族・ピュマ族出身。1996年、アルバム「姐妹」で正式デビュー。新人ながら連続9週チャート第1位を記録、台湾地区だけで100万枚以上の売り上げを記録。2002年、アジア版「TIME」誌でジャッキー・チェンと並んで「アジアのヒーロー」25人に選出される。(編集/愛玉)

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